『憂国のモリアーティ』の主人公であるウィリアム・ジェームズ・モリアーティの兄であるアルバート・ジェームズ・モリアーティ。
アルバートも弟ウィリアムに負けず劣らず魅力的なキャラクター。そのアルバートが死亡するという噂があるようです。本当に死亡するのか。考察していきたいと思います。
【憂国のモリアーティ】アルバートは死亡する説?
アルバートがモリアーティ邸に火を放ちます。
これがロンドンが火の海と化するトリガーとなったのです。
その際、アルバートはこのまま死んだのではないかと予想する声もありました。
一体なぜでしょうか?
『憂国のモリアーティ』作中ではアルバートは英国の諜報機関“MI6“の指揮官。
絶対に国を裏切る行為を行ってはいけない立ち位置で、犯罪卿を出してしまったことは生きていても反逆罪は免れません。
アルバートがウィリアムの才能に目を付けて計画を持ちかけたのは紛れもない事実です。少なくとも、主犯は自分であるという罪の意識があるのではないでしょうか。
自分の死を持って英国を裏切った罪を償うと見られたことからアルバートは死亡すると予想されたのでしょう。
【憂国のモリアーティ】アルバートが幽閉されるのはアニメ24話?
『憂国のモリアーティ』アニメ24話にてアルバートがモリアーティ邸に自ら火を放つシーンがありましたね。その時、アルバートはモランにお前は生きてどうするつもりだと問われます。そこで、アルバートは「今はその十字架を共に背負えずとも後でいくらでもその肩代わりはできる」と答えるのです。
十字架を肩代わりできるっていうのは意味深だよね♪
最後の事件のあと、アルバートはウィリアム一人に罪を背負わせないために、自ら幽閉を志願したのです。
マイクロフトによればモリアーティ・プランは、女王陛下でもできなかったこと。だから女王陛下は、恩赦という形でもう一度アルバートをMI6の指揮官である”M”に任命しました。
その後、アルバートは自らの意思で幽閉されることになります。
つまり、アルバートは生きて罪を償うことを選んだのです。生きて弟であるウィリアムの分まで罪を償うことが彼なりの責任の取り方なのでしょう。
そして、アルバートが幽閉されることでMI6のMの座は空席となってしまいます。
では、MI6はどうなってしまうのでしょうか。
ルイスがアルバートの代わりにMI6のMとなります。生まれ変わった英国を守るために創設された公には存在しない女王陛下直属部隊MI6の長となるのです。
ルイスは元々ウィリアムと一緒に死ぬと思っていました。しかし、ウィリアムは弟であるルイスには生きてほしいと願うのです。だからルイスは、生きてウィリアムの代わりに変化していく未来を見届けようとしています。
ルイスはウィリアムがどこかで生きていると信じ、ウィリアムが作った綺麗な世界を見届け、守ることが自分の使命だと決心するのです。
【憂国のモリアーティ】アルバートは死亡すると確定している?
2021年7月22日現在情報では、アルバートは死亡していません。生きてます。
”最後の事件”後、急な変革にはトラブルがつきものです。アルバートが幽閉されたのもルイスがMI6のMとなったのも計画のうちの一つで、まだモリアーティ・プランは続いているのかなとも思ったりするのです。
となると、アルバートが外に出てくる可能性もあり得るのではないでしょうか。
少なくとも、生きてウィリアムの代わりに罪を償うと自ら幽閉を志願した人間が自殺するとは思えないです。そして、罪人という立場ではあるけれど、女王陛下から恩赦を与えられるほどの功労者なら政府から暗殺者を派遣されることもないでしょう。
つまり、アルバートが死亡する可能性はかなり低いと思われます。
【憂国のモリアーティ】アルバートの声優の佐藤拓也の詳細は?
佐藤 拓也(さとう たくや)
出演作品 | キャラクター |
---|---|
暗殺教室 | 進藤一考 |
SUPER LOVERS 2 | 斯波夏生 |
SPIRITPACT -黄泉の契り- | 神龍章軒 |
BL作品に出演することが多い印象の声優さんです。
今回、アルバートを演じる上でこのように語っています。
収録もとてもテンポよく進みました。アフレコが始まるまで、兄弟たちの声をイメージしながら原作を読んでいたので、ついに会うことができて嬉しかったです。また、脇役というには印象的なキャラクターを演じるインパクトある先輩方とご一緒させて頂き、ありがたい現場だなと感じています。アルバート的には、一応お兄ちゃんなので…一生懸命頑張ります!
引用元:TVアニメ「憂国のモリアーティ」公式サイト
アルバートの幼少期も佐藤拓也さんが演じているよ。
【まとめ】アルバートは死亡するのか確定している?
アルバート・ジェームズ・モリアーティが死亡する確率は低いと思われます。
弟の分までいきて罪を償うべく自ら幽閉された人間が自殺なんてしないでしょう。また、変革のきっかけを作った功労者に対して処刑をするとも思えません。
これもモリアーティ・プランの一つでまだ続きがあると考えるとなんだかまだまだ面白くなりそうです。
原作『憂国のモリアーティ』は現在、『ジャンプSQ』にて連載中です。
どんな展開が待ち受けているのか非常に楽しみです。
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