継国縁壱の声を演じているのは井上和彦さんです。井上さんは程よい低音の声とキャラクターの演じ分けが魅力的です。
継国縁壱【つぎくに よりいち】声優・井上和彦さんのプロフィールは?
井上さんのプロフィールと代表作品について紹介していきます。
名前 | 井上和彦 |
生年月日 | 1954年3月26日 |
身長 | 174cm |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | O型 |
出身地 | 神奈川県 |
趣味 | ウインドサーフィン、ボウリング、釣り |
デビュー作 | マジンガーZ(兵士) |
所属事務所 | B-Box |
SNS | オフィシャルブログ |
インスタグラム |
井上和彦さんの担当しているキャラクター
NARUTO -ナルト- はたけカカシ
真っ先に浮かぶのはNARUTOのはたけカカシです。
NARUTOは里の中で一番の落ちこぼれである主人公のうずまきナルトが、火影を目指しながら仲間たちを共に戦い、成長をしていくストーリー。
その中で井上が演じるはたけカカシは、うずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラたち第七班を担当する上忍で登場します。
カカシをメインにしたストーリーも多く、第三の主人公と言えるキャラクターです。
カカシは普段の気怠い感じから、いざとなった時の仲間を本気で守るときの真剣さのギャップは最高です。
遙かなる時空の中で 橘友雅
遙かなる時空の中で(はるかなるときのなかで)は女性から人気を集める恋愛アドベンチャーゲームです。
井上さんが演じる橘友雅が登場する遙かなる時空の中では、現代の女子高生の元宮あかねが平安時代に似た京に召喚され、神子となり八葉と呼ばれる8人の男性たちと力を合わせて戦いながら、恋愛をしていくストーリーです。
橘友雅は飄々とした態度をとっていて遊び人の印象があるが、実際は優秀な武人で同じ八葉からも有能さは評価されています。
ゲームの絵の綺麗さ・世界観に井上さんの艶のある声でさらにキャラクターを魅力的にしています。
夏目友人帳 ニャンコ先生 / 斑(まだら)
最期は夏目友人帳のニャンコ先生/斑です。
妖怪の姿が見える夏目貴志は妖怪に襲われ逃げている時に、祠の封印を解いてしまい斑と出会います。祖母・夏目レイコの遺品の友人帳を手にしたことで多くの妖怪や人と関わっていく和風ファンタジー作品です。
井上さんはニャンコ先生の時はコロンとした容姿の見た目通りお茶目で可愛い声ですが、斑の時は一転してかっこいいイケボに変わります。瞬時に声が変化するので、同じ声優だと気づかない人も多かったと思います。
継国縁壱と継国巌勝【上弦の壱・黒死牟】の関係は?
継国巌勝の読み方は「つぎくにみちかつ」。
継国巌勝は上弦の壱・黒死牟が鬼になる前の人間の頃の名前です。
まずは、巌勝にとって切り離せない双子の弟・継国縁壱について紹介します。
継国縁壱とは?
継国縁壱(つぎくによりいち)は本編から四百年前の戦国時代を生きた剣士で、上弦の壱・黒死牟の双子の弟です。「縁壱」という名前は、母が「人と人との繋がりを何より大切に」という願いから付けました。
始まりの呼吸とも呼ばれる「日の呼吸」の使い手でもある。
初登場シーンはいつ?
初登場シーンは、単行本では10巻81話 「重なる記憶」です。
この時堕姫には炭治郎の姿が、見たことのない人に見えていました。その人物は無惨の細胞に刻まれている縁壱の姿でした。
父に殺されかける
縁壱は不吉とされた双子として生まれたことと、生まれつき額に痣があったことを理由に父に殺されそうになります。しかし、母である朱乃が猛反対したことで「十歳になったら寺に出す」という条件付きで生きながらえました。
それから縁壱は生活面で双子の兄・厳勝と差別されながら生きていきますが、この時には「透き通る世界」が見えていました。そのため、母が病で左半身が不自由だと気付き、左側について助けていましたが、周囲からは母親離れができていないと思われていました。
縁壱は7歳まで口を利かなかったので、耳が聞こえないと思いこんだ母は御守りとして日輪の耳飾りを付けました。
巌勝が剣術の稽古を受けている時に縁壱は「自分にも教えてほしい」と言い出します。そして巌勝が勝てなかった指南役に一瞬で4発入れ失神させてしまいました。
この一件で巌勝は縁壱と立場が入れ替わると危惧し、嫉妬と憎悪の感情を向けるようになります。
縁壱は兄が感じている危惧を察したのと母の死をきっかけに、巌勝から貰った笛をもって家を出ていきます。
兄・巌勝との再会
縁壱は鬼殺隊に入隊し鬼狩りとなります。ある日、鬼に襲われている巌勝を助けて再会をしました。
巌勝は全てを捨てて鬼殺隊に入隊し鍛錬をして「月の呼吸」を使えるようになります。しかし剣士の中で痣が発現した者は、25歳を境に次々と死に始めるということが判明し絶望します。その時に無惨に出会い巌勝はさらなる強さを求め鬼になってしまいます。
継国縁壱の最期
巌勝が黒死牟となってから60年後、縁壱が「お労わしや兄上。」の言葉と共に現れます。
全盛期と変わらない剣技で巌勝が首を落とされると覚悟をするくらい追い詰めます。
しかし、最期の一撃は振り下ろされることはなく、縁壱は直立したまま寿命で死んでしまいました。
巌勝が縁壱の身体を斬り捨てると懐から幼少期に渡した笛が出てきます。その笛を見た時に様々な感情が溢れ、巌勝に目からは涙が流れていました。
継国巌勝(つぎくにみちかつ)はかわいそう?
巌勝と縁壱は境遇面で大きな差がありました。
二人とも「自分はなにも成せなかった」と言っているので、もし同じ待遇で育っていればお互いの足りない部分を補えたのかなと思います。
巌勝は縁壱のように強くなりたいと思い全てを捨てて鬼殺隊に入り鬼になっています。しかし、縁壱の存在は遠く手を伸ばしても届かず、嫉妬・羨望・憎悪の感情に吞まれてしまいます。そんな中でも縁壱は存在を消しきれないくらい心の奥底の残っていました。
巌勝が歩んできた人生に対しては哀れとは思いますが、縁壱と戦った後の行動を見ているとかわいそうとはあまり思えない部分がありますね。
継国縁壱【つぎくに よりいち】は鬼滅の刃最強キャラクター?
継国縁壱は鬼滅の刃の登場人物で最強といわれています。その理由を詳しく解説。
生前の継国縁壱は兄である継国巌勝に「神々の寵愛を一身に受けた者」、無惨からは「あんなもの然う然う生まれてなるものか」と言われていました。
日の呼吸の使い手
縁壱は成長し鬼殺隊に入隊します。
鬼殺隊に入隊後は日の呼吸を教えようとします。しかし上手くいかず、隊士が使う炎・水・雷・岩・風の剣技に合わせていくことで、現在の「全集中の呼吸」を生み出します。
縁壱が使っていた日の呼吸は、ヒノカミ神楽として竈門家に伝わり作中で炭治郎も使っています。
継国縁壱vs鬼舞辻無惨
鬼殺隊に入隊し活躍していた縁壱は無惨と出会います。縁壱は「出会った瞬間に私はこの男を倒すために生まれて来たのだとわかった。」と悟ります。
縁壱は無惨に心臓が7つ、脳が5つあるとを見破り、日の呼吸の型を完成させ追い詰めますが、とどめを刺す前に無惨は肉体を1800個の肉片となり逃亡します。
その時に縁壱は1500個と少しの肉片をその場で斬るも、残りの300個は斬ることができませんでした。この戦闘の記憶は無惨のトラウマとなっており、無惨の血が濃い上弦の鬼達が炭治郎と戦う時はその時の映像がフラッシュバックしています。
作中では堕姫が炭治郎と戦っているときに縁壱の幻影を見ています。無惨自身も炭治郎の耳飾りを見て、縁壱に殺されかけた記憶を思い出します。
そして「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りを殺せ」といった命令を鬼達に出しました。このことから、縁壱の強さは作中のキャラクターの中では最強の実力を持っている人物です。
まとめ
継国縁壱の声優・井上和彦さんと演じている縁壱についてまとめてきました。縁壱は常人離れした強さを持っていましたが、幼少期から様々な苦悩を抱えていました。巌勝と縁壱のすれ違いがなければ巌勝は鬼になりこともなかったのかなと思います。
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